暗い話好きなオタクも読もう!!『天使の囀り』
4回目のブログの内容は小説『天使の囀り』の紹介です。
あらすじ
「北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど恐れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。」 貴志祐介『天使の囀り』(角川ホラー文庫平成12年12月10日)背表紙あらすじより
あらすじ読んで既に自分が好きなタイプだ……と感じてくれた人は是非本屋や図書館へ行って手に入れて読んで欲しい。
オススメポイントとして、ただのホラー小説ではなく、死に魅せられる理由を探すミステリー的な要素も含んでいる点。怖いけど結果とか気になる……、そんな感覚に陥る事間違いなし。
オタクが嬉しい要素としては死恐怖症って書いてルビがタナトフォビアってなってる所ですよ←
まぁ実際にある症状らしく死そのものに異常に恐怖を覚えるらしい、タナトは死の神であるタナトスから来てるらしいよ!!
暗いアニメとか漫画好きだけど似たようなの多くて食傷気味というそこの中二病!! 導入が長くて辛い所はあるけど中盤の面白さは保証する是非読んでみよう!!